不条理で理不尽なとばっちり

7月 7, 2013 by
Filed under: 世界の歴史 

石油危機、またの名をオイルショックと言いますが、この石油は今も昔も世界を良くも悪くもしてくれます。
石油が原因で戦争が起こるくらいなんですから、その価値と言ったら、まさに言葉では表現出来ないくらいのものでしょう。


私の父はオイルショックの時期に学生時代を過ごしていたいわゆるシラケ世代ですが、時々私に「若いのに堅いことに関心があるねぇ」と何とも言えない言葉を言われます。
確かに、私は世界史好きですし、結構お堅いタイプの女子かもしれません。


ちなみに、石油危機になると意外なところでシャンプーにも影響が出ます。
私が使っているシャンプーは石油製だからです。


さて、中東問題から勃発した石油危機。
日本でもそのあおりを受けて、トイレットペーパー騒動なんかが起こりました。


石油は先進国にとってはかけがえの無いものであり、石油なくしては経済も成り立ちません。
この石油危機は、簡単に言えば石油を売っているアラブ諸国による石油値上げから始まります。


アラブ諸国だって、何も気まぐれに値上げをしているわけではありません。
イスラエル支援国家を限定して石油の禁輸を行ったんです。


イスラエル支援国家といえばアメリカ。
当時のアメリカは、この制裁を聞いて経済的にも大打撃を受けました。


さて、では日本は一体どこで登場するのでしょうか。
基本的に、日本は中東問題に関しては中立の立場です。


本来ならば、禁輸制裁の対象にはなりません。
ならば、何故日本がその制裁に巻き込まれたのかと言うと、アメリカと同盟関係にあったからです。


敵の味方は敵。
ということで、日本もアラブ諸国から目をつけられて禁輸措置を取られてしまったわけです。


何と言いますか、とばっちりも良いところです。
しかもこの石油危機、二回もあったんですから大変です。


ただ、二回目の石油危機は、供給国であったイランで革命があったために高騰してしまったので、とばっちりというわけではないんですが、どちらにせよ、石油一つで世界は大きく揺らぐんですね。