二つの超大国と翻弄される世界

6月 5, 2013 by
Filed under: 世界の歴史 

超大国、という言葉と耳にしたことがあるでしょうか。
大国の更に上位互換、それこそが超大国です。
今尚、現存する超大国と言えば、まず挙げられるのがアメリカ合衆国でしょう。


大国という言葉には何国が挙がりますが、超大国と言う言葉が当てはまるのは、現時点ではアメリカだけです。
しかし、少し前までは、もう一つ超大国が存在していました。


ソビエト連邦です。
今で言えば、ロシア連邦のことを言います。
もっと詳しく言えば、ロシア連邦の周辺国、ベラルーシ、ウクライナ、リトアニア、ラトビア、エストニアなどの国も一緒になった国を指していますが、現在でもロシア=ソビエトのイメージは揺らいでいません。


ソビエト連邦とアメリカ合衆国。
共に第二次世界大戦の戦勝国でもありましたが、戦後この二カ国は互いの方針の齟齬があり、敵対するようになったのです。


とても複雑な事情が絡み合っていますが、簡単に言えば、共産主義のソビエトと、資本主義のアメリカで張り合ってしまったというわけです。
この共産主義と資本主義、非常に漠然としているかもしれませんが、関係はまさに水と油。


これによって共産主義側の国と、資本主義側の国が敵対するようになりました。
第二次世界大戦から、まだ間もない頃です。


しかしながら、苛烈に敵対していたにも関わらず、この二カ国は実際に交戦はしていません。
ただ睨み合うだけ。


当時はもう核兵器も開発されていた時代です。
しかし第二次世界大戦で、その核の脅威を知ってしまった二国は、実際に戦うこともしないまま、ただ不仲を貫いていたんですね。


「実際に戦争はしていなくとも、水面下では争っている」この冷たい関係を、冷戦と言っていました。
その冷戦も、私が生まれるより少し前、兄が生まれた1990年にソビエト連邦の崩壊によってようやく終結したんですよ。


歴史と言うのは、私が今こうやって生きている瞬間にも積み重なっているものだと生徒にも教えられる教師になりたいと思っています。