国際連合が全ての始まり

5月 9, 2013 by
Filed under: 世界の歴史 

私が専攻しているのは、20世紀の世界史です。
その中でも重要な国際機関が国際連盟と国際連合。
これはどちらも国際機関ですが、この二つ、どうにも名前が似ていて覚えにくいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


将来的には学生に教えることもあると思うので、ここで一度説明してみたいと思います。
国際連合は、今存在している国際機関のことですね。


もう色々と簡単に言ってしまうと、国際連盟を色々改良して、バージョンアップしたものが国際連合です。
そもそも、この国際連盟はどのようにして作られたのでしょうか?少々疑問に思ったことはありませんか?人類史には、今までに二度の世界大戦がありました。


ご存知の通り、第一次世界大戦と、第二次世界大戦ですね。
最初の世界大戦、第一次世界大戦は、世界大戦と言うだけあって、世界各国を巻き込んだ大規模な戦争となりました。


もちろん、勝者も敗者も被害は甚大で、国力や経済にも大きなダメージがありました。
第一次世界大戦終結時、もう二度とこんな悲劇を起こしてはならないということで、平和な世界を築くために立ち上げられたのが、国際連盟です。


つまり第一次世界大戦があったからこそ、作られた機関なんですね。
この時の常任理事国は、第一次世界大戦の勝者でもあった、イギリス、フランス、イタリア、そして日本の四ケ国です。


ぱっと見ると、あまり不思議ではないかもしれませんが、当時欧米主権の顕著だったあの時代に、アジアの一国でもある日本が常任理事国に入っているのは異例のことでした。
それだけ日本の影響力もあったということでしょう。


この国際連盟は第二次世界大戦が開戦した同時期に活動が停止しています。
第二次世界大戦終結後、今度こそ平和な世界を作ろうと国際連盟より引き継がれて作れらたのが、今の国際連合なんです。


何だか、なんとも言えない気持ちになってきますね。